見た目はカッコイイが実際は

最近、フライトナースという職業があるということを知りました。
何でも、救急看護認定看護師の資格を持っている看護師さんで、いわゆるドクターヘリに乗り込む看護師さんのことだそうです。
そういう仕事があることは知っていましたけど、名称までは知りませんでしたので、ちょっとした疑問が解消できた感じです。
これもまた看護師の仕事の1つのジャンルではあるそうですが、これはなかなか男心をくすぐる部分ですね。
不謹慎ではあるんですけど、医師とともにヘリで飛び回る。何かカッコイイ感じがします。

それでちょっと調べてみたんですけど、やはりそれ相応の厳しい条件が必要なようで、実務5年以上とか、救命救急センター勤務が3年以上とか、必要資格がこれだけとか。
フライトナースになりたいと言って簡単になれるものでもないようです。
そもそも、フライトナースは病院内から抜擢されることがほとんどのようです。
フライトナースになりたいなら、ドクターヘリを有している病院の救命救急センターに勤務しなければスタートラインにも立てないとか。
こういった病院はそこそこ規模の大きい病院でしょうから、競争率も激しそうです。
それでも、フライトナースを目指す看護師が転職してくることも多いんでしょうね。

フライトナースになって何より大変なのは、患者さんについての情報が病院に居る時に比べて格段に少ない状態で現場に向かわなければならない、ということなんだそうです。
なるほど確かに、それなら医師も看護師もかなりの経験を積んだ人材でなければ、不測の事態への対応ってのは難しいですよね。
場合によっては消防や自衛隊とも協力体制を取ることもあるようですし、臨機応変に対応できる地力が必要になる、ということなんでしょう。

前言撤回。
かっこいい感じはしますけど、やはり看護師は激務、しかもフライトナースはその中でも大変な部類に入る、ということがよくわかりました。
ヘリに乗ってキャッキャじゃないんですね。当たり前ですけど。
もし実際にこの仕事をされている方にお会いする機会があれば、じっくりとお話を伺ってみたいものです。